映画を通したまちづくりに惹かれて

映画・文化部門マネージャー

川口 唯子

1974年生まれ。熊本市出身。熊本大学教育学部養護学校教員養成課程卒業。養護学校と小学校の各教員免許を取得。大学卒業後、映画関係の仕事に就きたく思い、熊本市内の映画館で働く。その後転勤のため福岡へ移住し、東宝株式会社のグループ会社で映画の宣伝業務に長年携わる。その後退職し、2019年当社へ転職。唐津に22年ぶりに復活した映画館THEATER ENYAの立上げ業務に携わる。オープン以降、映画部門のマネージャー。現在は総務・労務も兼務。

現在、どんな仕事をしていますか?

映画部門のマネージャー業務と会社の労務に携わっています。メインの映画部門では、上映する映画のセレクトや編成、配給会社との渉外、窓口業務、イベント企画、シフト管理など映画館の運営に関わる全般的な業務を担っています。また、会社の従業員の労働環境を整える労務も担当しています。あとは、休憩回しなどで人手が必要な時は、当社直営のやきものギャラリーのサポートなどに入ることもあります。

映画部門ではどんな人たちが働いていますか?

映画部門は、映画館長である甲斐田と私の他に3名のスタッフが携わっています。1人は会社の経理と映画館スタッフ、もう一人は、会社のグラフィックデザイナー兼映画館スタッフ、もう一人は映画館だけではなく、KARAEに入居するやきものギャラリーやHOTELの接客などを行うマルチなサービススタッフです。年代も30代~60代と幅広く、いろんな人材がそれぞれの興味関心や得意分野を活かした働き方をしています。

どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

映画館のスタッフと選んだ映画をお客様が喜んでくださったり、活動への応援のお言葉を頂くと、やはり嬉しいですし、励みになります。お客様と話をする中で映画が日常の延長線上で楽しめる映画館のあるまちは素敵だな、と改めて思いますし、そんな事業に携われている事にやりがいを感じます。また、作品次第では、若い方たちや県外から足を運んでくださるお客様も増えていますので、そういうのを見るとますます頑張ろう!という気持ちになります。
労務では、会社が全面的にDX化を進める際にサポート業務を務めました。DX化によって、勤怠管理が簡素化しただけではなく、すべての部門のスタッフの動きが見える化し、シフトが最適化され業務が効率化されていくのを肌で感じました。また、部門を超えた協力体制が取りやすくなり、スタッフにとっても疑問がすぐに解消できるようになったので、取り組んで本当に良かったなと思います。

会社の社風をどのように感じますか?

20代~40代と若いスタッフが多いのですが、皆がそれぞれが責任感を持って仕事に取り組んでいるのが特徴だと思います。フラットな職場環境で、性別や年齢による序列は一切なく様々な世代のスタッフ同士が交流し、刺激し合える風通しの良い雰囲気です。また、当社はマルチタスクをするスタッフが多く、メインの業務を持ちつつも一人で複数の業務に携わります。慣れるまでは大変なのですが、1つの職種、1つの会社では普通知りえない業務を広く経験できるので、いくつになっても学びや成長がある職場だと思います。あとは、一人一人のやりたいこと、個性や特性を生かした配属のため、やりがいを感じながら能力を伸ばせる環境だと思います。

今後の目標や、やりたいことは?

若い方々に映画館で映画を見る楽しみをもっと広げていきたいと思っています。現在、私達の映画館では、高校生以下は年会費5,000円で映画が見放題となる「学生サブスクリプション」の制度を設けています。フル活用すると年間60~70本くらいの映画を観ることができる凄い制度なのですが、まだまだ認知度が低いので、今後、周知活動を頑張っていきたいと思います。私は「映画で社会貢献ができる」ということが、転職の決め手でした。初志貫徹でその気持ちを忘れずまた皆が働きやすい環境になるよう総務や労務にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。

求職者に向けて一言お願いします!

少数精鋭部隊で大変なことも多いですが、その分やりがいもあります。また、まちづくり会社ならではの貴重な経験や出会いも多い環境です。自分で考え、行動することが大事ですし、そうすることが好きな方や得意な方は楽しく働ける職場だと思います。また、まちづくり会社なので、まちの課題を解決する事を軸に、いろんな事業が次々と生まれていきます。なので、入社当初は想像もしなかった業務を経験し、視野が広がり、より会社やまちの理解が深まっていくのも、当社の面白いところです。「努力は必ず報われる」を実感できる会社だと思います。

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