生まれ育ったまちと未来を歩むこと
ブランディングマネージャー
坂田 光輝1990年生まれ。佐賀県唐津市出身。慶応義塾大学総合政策学部卒業。ソウル大学言語教育院留学。現在は九州大学大学院 統合新領域学府博士課程に在籍しながら会社に勤務。大学在学中に「まちづくり」を専攻し、当時設立されたばかりのいきいき唐津へインターンを直談判し、2012年に入社。広報PR及び調査主査としてまちづくりコンサルティング業務支援を行う。複合商業施設「KARAE」の立ち上げにも携わり、2020年よりブランディングマネージャー。俳優としても積極的に活動を行っており、九州を拠点にCM、ドラマ、映画などに多数出演中。
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会社の設立初期から在籍する坂田さん。入社のきっかけや決め手は？
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入社のきっかけは大学生の夏休み。帰省でバスセンターに降り立った際に、当時いきいき唐津が立ち上げたばかりカフェを見つけました。「こんな素敵なカフェが自分の高校時代にもあったら良かったのに！」と感銘を受け、実家に帰るなりすぐに運営会社を調べました。そうすると、まちづくり会社がカフェを直営していることがわかり、その他にも映画事業やまちなか調査事業など、あらゆるまちづくり事業を展開していることを知りました。
当時大学で「まちづくり」を専攻していた私は、故郷でまちづくりに携わることができるかもしれない！と思い、タイミングよくその週に開催された いきいき唐津主催の映画イベントに参加し、現・専務取締役の甲斐田にインターンを直談判。それから夏休みをまるっとインターンし、カフェの現場を経験したり、調査事業やイベントのサポートをしたりと、まちづくりの面白さを垣間見させてもらいました。当時は今と比べ、そんなに地方がフォーカスされていない時代でしたが、これから地方創生の時代が来る！と確信し、新卒での入社を決めました。
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現在、どんな働き方＆仕事をしていますか？
- まちづくり会社、大学院、俳優という３つの軸で、業務委託という形でお仕事に携わっています。現在の仕事内容は、複合商業施設「KARAE」をはじめとした当社各事業の広報業務を担当し、広報企画やSNSの動向分析などをしています。その他、補助金の申請、まちづくり研究会や研修資料の作成・フォロー業務、KARAE SHOPのマネジメントなどもしています。私の場合、現在これといった決まった仕事はなく、これまで経験＆習得した一通りのノウハウをもとに、その時に必要な会社の事業支援をしています。これまで私自身、キャリアやライフステージに応じて、多様な生き方、働き方を提案・応援してもらいながら、興味のある仕事に携わらせてもらっているので、あらゆる面から 会社の、まちづくりの縁の下の力持ちになれたら良いな、という思いで仕事に取り組んでいます。
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仕事をする上で心がけていることはありますか？
- グローバルなトレンドを意識することです。「Thinking Globally Acting Locally」をモットーに、情報発信やマーケティングにはその時々の流行を反映することを心がけています。地域で暮らす人、観光・レジャー目的で来街する人、国内外から観光で訪れる人など、日本の地方都市を訪れる人の層はどんどん多様化しています。各事業のプランニングや広報においては、唐津のまちなかでの体験がより素敵なものになるよう、発信の工夫をしています。
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どんな時に仕事のやりがいを感じますか？
- まちの景色が変わっていく光景を目にした時です。大学時代のインターンからスタートして当社に勤務し10年。自分の故郷である唐津のまちなかが、自らが携わった事業を通して、3年、5年、10年とみるみる活気と賑わいを取り戻していく姿を目にすることができました。まちの景色が良い未来に向かって変わっていくことを体感できることは、何よりもやりがいだなと思います。
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今後の目標や、やりたいことは？
- 唐津のまちを「まちづくり」を学べる場所にしたいです。地域のシンクタンク的機能を併せ持った複合商業施設「KARAE」開業後、当社には全国から沢山の方が視察に訪れてくださいます。「未来を、唐津から」というビジョンのもと、私たちがまだ経験したことのない超少子高齢化社会の課題解決に挑む手法をいろんな人たちに伝え、同じ課題を持つ皆さんの役に立つことができたらいいなと思います。
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求職者に向けて一言お願いします！
- 唐津での学生時代に「まちにこんなところがあったらいいな」と憧れていたモノや場所が、自らが携わった事業を通し具現化されていく過程は、私にとってとても大きな楽しみと喜びです。まちづくりを軸に多業種を展開する当社は、多角的な視点で物事を判断できる、学び続けることが好きで自身をアップデートし続けたい、そんな方にも向いていると私は思います。彩り豊かな唐津暮らしとともに、一緒に働くことができることを楽しみにしています！
